経穴(ツボ)を自宅で・自分で簡単に刺激できる方法・製品のご紹介

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ここでは自分でできる、経穴(ツボ)への刺激の仕方をご紹介します。

それぞれの記事で、「こんな症状にはこういうツボが効果的です」とご紹介していますが、「ツボを刺激する」方法は鍼灸師が使う鍼やお灸だけではありません。

身の回りのものや、簡単に手に入るものを使って、手軽にツボを刺激する方法を知っておけば、急な体調の変化にも対応できます。

これから紹介する方法のどれにおいても注意したいのが、「適刺激」を心がけることです。ツボだからと言って、過剰に痛くしたり、熱くしたりする必要はありません。痛気持ち良い、温かい、くらいに感じる刺激で十分効果があります。

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セルフで出来る「温灸」でツボを刺激

ペットボトル温灸

(画像:「東洋医学式凹んだココロをカラダから整える46の養生訓」より)

鍼灸師である若林理砂先生の書籍に紹介されている方法です。

  1. ホット専用ペットボトルを用意する。
  2. 沸騰したお湯と水道水であれば、お湯と水は2:1で混ぜる(※直接ペットボトルに入れるときは、水から入れること)。
  3. 大体70度くらいの温度が良いみたいです。

出来上がったペットボトル温灸を、ツボ付近に押し当てて、熱いと思ったら離します。もう一度押し付けて、離して…を、一ヶ所3〜5回、各3秒〜5秒繰り返して温熱刺激を伝えます。

注意点としては、しっかりホット専用のペットボトルを用意すること。そこに、水(冷水)から入れ、その後にお湯を入れること。火傷に気をつけて準備してください。

今はペットボトルごとレンジでチンが可能な製品もあるようです。さらに手間は省けますが、しっかりと対応製品かを確認して使用してみてください。

電子レンジで温めるパッド

本当に辛い時は、何かを準備するのも面倒に感じます。特にお仕事や家事の合間、まして育児をしている場合など、火を使う手間や時間もありません。

そんな人には、電子レンジで温めて使える「ホット&スチームパッド」をオススメしています。

特徴をまとめると、

  • 電子レンジで1分〜2分ほど温めるだけで、数十分の温熱効果を持続。
  • 蒸気の力で加湿力もある。
  • 洋服の上から当てがうだけでOK。
  • もちろん直接肌に当ててもOK。
  • 繰り返して何度も使える。
  • 自然と温度も下がっていくので、ホッカイロなどより低温火傷のリスクも少ないので安心。

実際の治療中にも、特に冷えが強い部位に当てがった状態で他の部位の治療をしたりできます。点ではなく、広い面で温めることができる点も重宝します。

台座灸・カマヤミニ

ご自宅で簡単に、ご自身でお灸ができます。

お灸というと、熱く、火傷をするイメージを持つ人が多くいますが、台座(ダンボール紙)や筒を介して熱のみを届ける簡易的なお灸が製品化されています。

セルフケアにオススメな台座灸やカマヤミニについては、別にもまとめた記事がありますのでご参照ください。

長生灸のタイプは、台座がシールになっているので、ツボにつけやすいです。

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ツボへの押圧刺激をサポートするアイテム

ツボ刺激の基本:自分の指で押す場合

手足や体の前面にあるツボは、自分でグッと押して刺激をするのも簡単です。指圧治療などで基本となる考えをご紹介します。

  • 漸増・持続・漸減

徐々に押す力を増し、「効く」と感じるところで少し持続し、徐々に力を弱めていきます。急な刺激はかえって負担になることもあるため、特に漸増を意識することをお勧めします。

  • 垂直、ツボに合う角度を見つける

一つのツボでも、角度によって効果が違う場合や、刺激の感じ方が違う場合があります。指圧治療の大原則として、「垂直刺激」が勧められますが、セルフケアではそのツボごとの「心地よい角度」での押圧をオススメします。

これらのポイントは、後述する爪楊枝鍼やその他のツボ押しアイテムを用いる場合でも同様です。

爪楊枝鍼を作ってセルフケアのツボ刺激

爪楊枝を何本か輪ゴムでまとめて、ツボを刺激する方法です。

爪楊枝4本で作ってみます。

完成です。とっても簡単。これでツボを刺激していきます。

爪楊枝の頭の方は、低刺激。敏感なツボには、これくらいの刺激でも十分効果的です。

爪楊枝の先の方は、少し強刺激です。頭の方で刺激をして、物足りない感じがすればこちらでも良いかもしれません。

軽く押し込んだり、トントンと当てるだけです。

「お仕事中にこんな物持てないよ」という方は、ボールペンやシャープペンシルの背中(ノック部分)でも大丈夫です。

背中や腰のツボを自分で刺激できる製品

背中や腰のツボを刺激するとなると、1人ではなかなか難しいです。

探してみると、結局このような形の古典的なアイテムが良さそうです。

背中のツボなど、ご家族の手を借りられれば温灸も効果的です。しかし、「今押して欲しい」というその時の辛さを解消するのであれば、こうしたアイテムもオススメです。

置き鍼で持続的なツボ刺激を

ツボへの持続的な刺激方法として、置き鍼をご紹介します。

実際に短い鍼が付いているものもありますが、一応有資格者向けの商品です。一般の方には、「マグレイン」という、金粒がついたシールをご紹介しています。

マグレインの見た目は、こんな感じ。

マグレイン公式ページより)

これを、ツボに貼り付けておくだけで大丈夫です。不調を感じた時に、グリグリと上から押し込んで刺激するのも良いです。

 

鍼灸指圧治療院あたしんち

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