ペットボトル温灸の作り方や方法、注意点を踏まえてセルフケアの質を高めよう

ペットボトル温灸 予防・未病治

今回はセルフケアの方法の一つとして、「ペットボトル温灸」を紹介します。

ペットボトル温灸とは、ペットボトルにお湯(70℃前後)を入れ、その熱でツボを刺激する方法です。台座灸などのように火を使わないため、安全に、手軽に温灸の効果を得られるため、生活にも取り入れやすいセルフケアの方法です。

なお、ここで紹介するペットボトル温灸は、鍼灸師である若林理砂先生の考えを参考にしてまとめてあります。

ペットボトル温灸の方法

ペットボトル温灸のおおまかな流れをご紹介します。安全・手軽に行える方法ですが、お湯を扱う点でリスクが全くないわけではありません。気をつけて行いましょう。

ホット専用のペットボトルを用意する

ホットドリンク専用のペットボトルを用意しましょう。コンビニなどでホットドリンクのコーナーにあるペットボトルなら問題ありません。最近では大きなサイズのホットドリンクもありますが、350ml程度のサイズが使い勝手が良いです。

ボトルによっては、電子レンジでの温めが可能なものもあります。しかし、基本的にはお水とお湯でペットボトル温灸を作るようにしましょう。

なければ高温可のボトルタンブラーなどでも大丈夫です。

ペットボトルに水とお湯を入れて完成

ペットボトル温灸の作り方

ホット専用ペットボトルに、水とお湯を1:2の割合で入れていきます。350ml容器であれば、だいたい水100ml:お湯200mlです。これで、70℃〜80℃くらいの、ペットボトル温灸に適した温度になります。

必ず、【水→お湯】の順番で入れること!

ちなみに、コンビニや自動販売機で売られているホット専用のお茶などは、大体55℃〜60℃だそうです。慣れ親しんだ温かさより、ペットボトル温灸は少し高い温度だと言えます。

ツボにペットボトルを当てる

ペットボトル温灸当て方

出来上がったペットボトル温灸をツボに押し当てます。ツボの位置は厳密に考えず、だいたいのところでも問題ありません。(画像では、「太渓」のツボ付近を温めています。)

ツボに押し当てて、熱さを感じたら離します。そして、またツボに押し当てます。一つのツボにつき5回くらいを目安に繰り返します。

ペットボトルの側面を当てれば、広く温めることもできます。背中やふくらはぎなど、面で温めたい場合はこちらを活用しましょう。

ジップロックで代用すると広く温められる

ジップロック温灸

ペットボトルの代わりにジップロックを使うと、より広い面で温めることができます。こちらも同様に、水とお湯を1:2の割合で合わせていきます。

ジップロックであれば、首や足首などの丸みを帯びた部位でも、広く温めることができます。

ペットボトル温灸のメリット

  • 火を使わなくて済む。
  • 準備も片付けも不要。
  • ツボの1点だけでなく、周囲を面で広く温められる。
  • 温度・刺激量を調整しやすい。

ペットボトル温灸のメリットは、何より火を使わずに体を温めることができる点です。ライターや灸を用意することなく、燃えカスの処理も不要です。煙も出ないため、換気をする必要もありません。

また、熱さを感じたらすぐに離したり、また近づけたり、刺激量を調整できる点も大きなメリットです。先述した作り方であれば、ほんのり、じんわりと温めつつ、熱すぎるということもありません。

ペットボトル温灸の注意点

  • ホット専用ボトルを用意する。
  • 作り方に注意する。

ホット専用のペットボトルは、季節によっては手に入らないかもしれません。今では100円均一ショップや雑貨屋さんなどでも、安くボトルタンブラーを手にいれることができます。ホットドリンク可能なものを見つけ、用意しておきましょう。

また、ペットボトル温灸を作る際には、水とお湯をいれる順番・それぞれの量に注意しましょう。順番は先に水、その後にお湯を入れます。「水:お湯」は、「1:2」です。

おわりに

今回はセルフケアの方法の一つ、ペットボトル温灸を紹介しました。ペットボトル温灸であれば、火を使わず、燃えカスの片付けなども不要で、安全、手軽にツボを刺激することができます。

身近なものでツボを刺激する方法はいくつかありますが、ペットボトル温灸はその中でも手軽に取り入れることができ、温める効果も高い方法です。日常的に行う養生、セルフケアだからこそ、自分に合って安全、簡単な方法を見つけてみてください。

 

鍼灸指圧治療院あたしんち

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