セルフケアにおすすめの台座灸とカマヤミニの使用感や効果のまとめ

温灸比較イメージ 予防・未病治

この記事では、温灸の代表とも言える「台座灸」と「カマヤミニ」についてまとめていきます。それぞれの使用方法や効果の詳細は個別の記事があるので、ここでは主に2つの温灸の特徴を比較しながらみていきます。

どちらも共通の特徴としては、「お灸なのに火傷の心配が少なく、鍼灸師でなくても購入・使用ができる」点です。さらに、どちらもしっかりと体を温める効果があるので、セルフケアにオススメです。

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セルフケアに温灸がオススメ

セルフケアにオススメな台座灸とカマヤミニについて、それぞれの特徴を確認していきます。

取り扱いが容易で安価な台座灸

台座灸の穴

台座灸は台座の底面がシールでできているため、付け外しがしやすいのが一番の特徴です。上に伸びているもぐさの柱に火をつけ、台座にあいた穴からその熱が伝わります。

台座灸のメリットまとめ

  • シール式なので取り扱いが簡単。
  • 台座に安定感がある。
  • 一度にたくさん着火できる。

台座灸は、取り付けた時の安定感も含め、取り扱いが容易である点からもオススメです。特に温灸初心者や、小さいお子さんに使う場合は重宝します。

台座灸のデメリットまとめ

  • 熱が届くまでに時間がかかる。
  • 熱の持続時間は短い。
  • 熱の強さの調整は難しい。
  • 熱が通る穴が小さい。

台座灸の場合は点火した柱の火種が、台座の穴に近づかなければ熱をあまり感じません。そして、台座の穴の近くまで燃えてきた時には、ほぼ燃え終わりに近いため、熱の持続時間としても短くなります。

温灸初心者にオススメ

「お灸ってどんなものだろう?」、「試してみたいけど、難しいのではないか?」、「熱かったら怖いな」といった、お灸や温灸に不慣れな人には、台座灸は特にオススメです。

本来は灸師の資格をもって初めてすえることができるお灸を、使いやすく製品化してあります。それでいて温熱効果もしっかりとあります。そして何より、「熱かったらとっちゃえば良い」点も、台座灸ならではの特徴です。

温める効果がとにかく高いカマヤミニ

カマヤミニ

しっかりと温熱効果が欲しい人には、カマヤミニがオススメです。カマヤミニは筒型の中にもぐさがぎっしりと詰め込まれています。下から頭を押し出して点火し、筒型越しに熱を伝えます。

カマヤミニのメリットまとめ

  • 土台が筒の分広く熱が届く。
  • 筒に熱がこもるので長く熱が届く。
  • 1つずつ熱(刺激量)の調節ができる。

カマヤミニは、筒型の体積分もぐさがつまっているため、それが燃えきるまでの間、しっかりと熱が届きます。さらに筒型の内部に熱がこもるため、1つのお灸で持続して長く熱を届けることができます。また、筒から押し出すもぐさの高さによって、熱の量を調整できるのも特筆すべき点です。

カマヤミニのデメリットまとめ

  • 取り付け面が不安定。
  • 取り外しに注意が必要。
  • 台座灸より着火が手間。

カマヤミニには、筒型の底の円周部にのりがついています。台座灸と比べると、皮膚に接着する面積はかなり狭いので、つける場所にも気をつける必要があります。また、逆さにすると落ちる可能性もあります。特に、体毛などの影響も受けてうまく接着できないこともあります。

しっかりと温めたいならカマヤミニ

しっかりと温灸の効果を得たいのであれば、カマヤミニがオススメです。カマヤミニであれば、1つ取り付けるだけで長く温めることもできます。底面の不安定さも、慣れてくれば問題がない程度です。温灸というもの自体に慣れてきたらカマヤミニは重宝されます。

台座灸とカマヤミニの比較

台座灸、カマヤミニの使用感を比較してみます。あくまで個人的な感想です。

台座灸とカマヤミニを比較
台座灸 カマヤミニ
温熱効果  ◎
もぐさの量  ◎
取り扱い  △
安定感  △
価格 1つ10円前後  1つ20円前後

温熱効果はカマヤミニの方が高い

これは詰め込まれたもぐさの量に比例するため、カマヤミニの方が温熱効果は高く、熱の持続もあります。台座灸の場合は、ツボを囲むように数個点火して取り付けたり、続けて何個も同じツボに取り付けたりして熱を伝えることが多いです。

取り扱いや安定感は台座灸が高い

「火を扱う」という点で、火傷のリスクや火の取り扱いに関しては台座灸の方が低く、取り扱いが容易です。実際、カマヤミニを点火してつけたまま動いたら外れてしまうケースもあります。台座灸であれば、重力に逆らうように取り付けても外れることはあまりありません(あくまで治療での経験です)。

価格はもぐさの量に比例し、台座灸が安価

台座灸は台座部分にシールが貼られ、取り扱いがしやすい上に、比較的安価に手に入ります。一方カマヤミニは、1つ1つの筒型にぎっしりともぐさが詰め込まれているため、少し値段が高くなります。とはいえ10円か20円かくらいの差なので、気に入った方を使ってください。

おわりに

台座灸やカマヤミニのように、資格がなくてもお灸を簡単に取り入れることができるようになりました。冷えが強いところやツボに、ご自身にあった温灸を使って、セルフケアの質を向上しましょう。

 

鍼灸指圧治療院あたしんち

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