五臓の腎を整える経穴(ツボ)のまとめ

経穴のイメージ 五臓六腑

 

今回は五臓の腎という臓器の性質を踏まえ、【五臓の腎を整える経穴(ツボ)】をまとめていきます。

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腎経の経絡のまとめへ

足の少陰腎経は、足の裏から始まり、腹部、胸部に伸びる経絡です。

腎経に所属するツボであれば、ある程度どのツボでも腎を整える働きがあります。比較的刺激しやすい部位を通る経絡なので、それぞれ試してみてください。

腎精の貯蔵をサポートするツボ

五臓の腎には、生命力の源である精を貯蔵する「蔵精(ぞうせい)」の働きがあります。加齢や過労などで消耗していってしまう精をしっかりと貯蔵しておけるよう、腎の働きを整えましょう。

太渓(たいけい)

太渓

太渓は腎に属するツボで、特に腎の働きがよく表れ、治療にも効果的だという特徴があります。冷えに弱い腎を温める効果もあり、足腰を温めることで腎の働きも整います。

復溜(ふくりゅう)

復溜イメージ

復溜も腎に属し、特に腎の「虚(きょ)」の症状を改善する働きの強いツボです。加齢・過労によって消耗する腎が原因で病気になる場合、多くの場合が虚性の病気です。太渓と同様に刺激し、腎の働きを整えましょう。

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丹田を刺激し、腎精を気に変えるツボ

「臍下丹田に力を入れる」と言われる、下腹部の丹田のあたりにあるツボを紹介します。武道やスポーツで重視される丹田は理にかなっていて、腎に貯蔵されている精は丹田の辺りで気に変化して、全身を巡ります。

関元(かんげん)

関元ツボ

関元は任脈に属するツボです。下腹部にあり、腎の働きをサポートします。関元のツボがヘコヘコと柔らかい感触の場合、腎の働きが低下していると判断できます。

気海(きかい)

気海

気海も関元と同様、任脈に属し下腹部にあるツボです。「気の海」とかくほどなので、気が溢れるツボと考えられます。精から気への転換をサポートし、日々の活発な行動につながります。

深い呼吸をサポートして、腎の納気を活発にするツボ

腎には呼吸によって得た新鮮な気を、体の深くまで届ける「納気(のうき)」という働きがあります。幼い頃には腎の働きが弱く、うまく呼吸ができないことがあり、小児喘息などにつながります。腎の納気の働きをサポートし、上手に外気を取り込むことができる体を作りましょう。

中府(ちゅうふ)

中府ツボ

中府は肺に属するツボです。中府のツボは肺をサポートし、呼吸の効率を上げ、腎に気を届きやすくします。胸の前側にある中府は、姿勢の改善や肋骨の動きにも関わります。肺の働きを整え、姿勢や肋骨の動きも改善することで、しっかりと呼吸をすることができます。

おわりに

ツボへの刺激は、「気持ち良いくらい」がちょうど良いです。強く刺激をすれば効果が高まるわけではありません。

セルフケアに用いる温灸や、刺激の仕方などをまとめた記事もありますので、参考にこちらも見てみてください。

 

鍼灸指圧治療院あたしんち

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