足の太陰脾経に所属する経穴(ツボ)と場所のまとめ

脾経トップ 経穴(ツボ)

「経絡」と言われるものの一つである、【足の太陰脾経(たいいんひけい)】についてまとめます。

スポンサーリンク

足の太陰脾経の特徴

流注概要

足の太陰脾経は、足の陽明胃経の脈気を受けて足の第1指内側端に起こり、表裏の境目に沿って内果の前を通り、脛骨の後に沿って下腿内側を上り、足の厥陰肝経と交わって前に出て、膝を経て大腿前内側を上る。腹部では前正中線外方4寸を上りながら、任脈、胆経、肝経に交わった後、脾に属し、胃を絡う。
さらに、横隔膜を貫き、胸部では前正中線外方6寸を上り、外に曲がって側胸部中央[大包]に至る。さらに、上に向かい[中府]を通り、食道をはさみ、舌根につらなり舌下に広がる。
また、上腹部より分かれた支脈は、横隔膜を貫き、心中で、手の少陰心経につながる。

足の太陰脾経は足の親指から始まり、下肢、腹部を上って脇腹に終わる経絡です。

脾経は正経十二経脈に属します。経脈は中焦(ちゅうしょう)という体の中心から起こり、五(六)臓六腑の正経十二経脈が体を循環するように連絡し合い、最後は再び中焦に戻ります。

経穴数

21穴。

英名

“Spleen Meridian”。

隠白のツボをSP1とし、大包(SP21)まであります。

スポンサーリンク

足の太陰脾経に所属する経穴(ツボ)一覧

脾経に所属する経穴(ツボ)と、その使用感(私個人の)についてまとめます。

脾経のツボ足

隠白(いんぱく)

足の第1指、末節骨内側、爪甲角の近位内方1分、爪甲内側縁の垂線と爪甲基底部の水平線の交点。

大都(だいと)

足の第1指、第1中足指節関節の遠位内側陥凹部、赤白肉際。

太白(たいはく)

足内側、第1中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際。

公孫(こうそん)

足内側、第1中足骨底の前下方、赤白肉際。

商丘(しょうきゅう)

足内側、内果の前下方、舟状骨粗面と内果尖の中央陥凹部。

脾経のツボ下腿

三陰交(さんいんこう)

下腿内側(脛側)、脛骨内縁の後際、内果尖の上方3寸。

三陰交は下肢の冷え、婦人科疾患、消化器疾患など、広く有効なツボです。

漏谷(ろうこく)

下腿内側(脛側)、脛骨内縁の後際、内果尖の上方6寸。

地機(ちき)

下腿内側(脛側)、脛骨内縁の後際、陰陵泉の下方3寸。

陰陵泉(いんりょうせん)

下腿内側(脛側)、脛骨内側顆下縁と脛骨内縁の後際、陰陵泉の下方3寸。

陰陵泉は水分代謝に関わるツボの一つで、特に下肢のむくみに効果的です。

脾経のツボ大腿

血海(けっかい)

大腿前内側、内側広筋隆起部、膝蓋骨底内端の上方2寸。

「血の海」の名前の通り、血の不調に用いることが多いツボです。

箕門(きもん)

大腿内側、膝蓋骨底内端と衝門を結ぶ線上、衝門から3分の1、縫工筋と長内転筋の間、大腿動脈拍動部。

衝門(しょうもん)

鼡径部、鼡径溝、大腿動脈拍動部の外方。

府舎(ふしゃ)

下腹部、臍中央の下方4寸3分、前正中線の外方4寸。

脾経のツボ腹部

腹結(ふっけつ)

下腹部、臍中央の下方1寸3分、前正中線の外方4寸。

大横(だいおう)

上腹部、臍中央の外方4寸。

腹哀(ふくあい)

上腹部、臍中央の上方3寸、前正中線の外方4寸。

食竇(しょくとく)

前胸部、第5肋間、前正中線の外方6寸。

天渓(てんけい)

前胸部、第4肋間、前正中線の外方6寸。

胸郷(きょうきょう)

前胸部、第3肋間、前正中線の外方6寸。

周栄(しゅうえい)

前胸部、第2肋間、前正中線の外方6寸。

大包(だいほう)

側胸部、第6肋間、中腋窩線上。

 

 

参考:新版経絡経穴概論

鍼灸指圧治療院あたしんち

コメント