かすみ目・疲れ目など眼精疲労を改善する経穴(ツボ)のまとめ

眼精疲労のツボ一覧 選穴・配穴

この記事では、かすみ目や目の疲れ、眼精疲労を改善する働きがある経穴(ツボ)を紹介していきます。

お仕事やプライベートな時間も、パソコン・スマートフォンが手放せず、目の疲れからは逃れられない世の中と言っても過言ではありません。目の疲れは頭痛など他の不調の原因にもなってしまいます。

作業の合間にツボを刺激しながら、少し休憩して目を休ませましょう。

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かすみ目、疲れ目、眼精疲労を改善する経穴(ツボ)

眼精疲労を改善するツボとして、下記のツボを紹介します。

  • 目の周りにあるツボ:攅竹、魚腰、太陽、印堂
  • 後頭部にあるツボ:風池
  • 足にあるツボ:太衝、三陰交

特に足にあるツボは、東洋医学ならではの五臓六腑や気血と目の関係もあわせてまとめていきます。

攅竹(さんちく)

攅竹は眉毛の内側端にあるツボです。目の疲れを感じた時に、「うっ」と目頭を押さえたくなるあたりにあります。解剖学的に見ると、攅竹は眼輪筋や前頭筋がかかる位置にあるため、目を凝らして物を見る時にコリやすい部位です。

攅竹は前頭切痕という骨構造にあり、ここには血管や神経が通ります。刺激の強さに注意し、気持ちの良いくらいの圧に調整しましょう。眉毛の内側をつまみ、ひっぱるように刺激をするのも心地よいのでオススメです。

▶︎攅竹の詳しい位置や治療効果はこちらへ

魚腰(ぎょよう)

魚腰は眉毛の中央のあたりにあり、眼精疲労を解消する特効穴です。魚腰も攅竹と同様、眼輪筋や前頭筋がかかる位置にあり、刺激をすることでそれらの筋肉を緩め、目の疲れを改善します。

魚腰は眼窩上孔という骨構造にあるツボです。ここからも神経や血管が通るため、刺激量は注意です。

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太陽(たいよう)

太陽はこめかみにあり、このツボも眼精疲労を解消する特効穴です。目頭と同様、目の疲れを感じるとこめかみにも手が伸びますよね。その辺りに太陽というツボはあります。目の疲れからくる側頭部の頭痛にも効果的です。

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印堂(いんどう)

印堂は両眉毛の中央、眉間にあるツボです。長時間なにかを注視したり、集中してしまうと、眉間にシワが寄ってしまいますよね。そうして力が入ってしまった状態を解消するのに、印堂のツボは効果的です。

印堂のツボは、頭部に向かって持ち上げるように押圧するのがオススメです。

▶︎印堂の詳しい位置や他の治療効果はこちらへ

風池(ふうち)

風池は後頭部と首の境目にあるツボです。眼精疲労が蓄積すると、目の奥から頭の芯の方まで重く、痛く感じることがあります。風池のツボはそうした疲れを首の後ろから解消します。

風池の刺激方向イメージ

風池のツボは、刺激をする方向によって、目・鼻・のどと治療を効かせる部位を変えることができるツボです。眼精疲労を解消するためには、目の方向に刺激をしてみましょう。

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太衝(たいしょう)

太衝は足の甲にあるツボです。

「眼精疲労なのに、なぜ足のツボ?」と思うかもしれませんが、太衝のツボは五臓の肝に働きかけ、根本から眼精疲労を改善する働きがあります。東洋医学において、目(眼球、視神経など)は肝の働きに影響される部位だと考えられています。目のかすみ、疲れ、充血や涙の量なども、全て肝の状態によって左右されます。

太衝は肝の働きを整える効果の高いツボです。五臓の肝の働きから、眼精疲労を解消していきましょう。

目(眼球、視神経)は五臓の肝に栄養され、働きが左右される。

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三陰交(さんいんこう)

三陰交も足にあるツボです。

東洋医学において、目は血(けつ)によって栄養されると考えられています。血の不足はかすみ目やドライアイにつながります。三陰交は、飲食物から血を生成する働きを助け、血を補う「補血(ほけつ)」の効果があるツボです。

また、先述した通り、目の調子は五臓の肝の状態に左右されます。三陰交のツボでは、脾・腎・肝の3つの経絡が交わるとされ、その名前がつきました。三陰交を刺激することで、血を補う効果と、肝の働きを整える効果を期待することができます。

目(眼球、視神経)は肝の働きの影響を受け、血(けつ)に栄養される。

▶︎三陰交の詳しい位置や他の治療効果はこちらへ

おわりに

かすみ目、疲れ目などの目の症状を治療する際、目と関係する五臓六腑の肝や、目を栄養する血(けつ)を補う点などは、東洋医学ならではの特徴的な方法です。目の疲れをとるだけでなく、目を栄養し、回復させる働きもしっかりと整えていくことが大切です。

当然ですが、目を休める時間を作ることが一番重要です。スマートフォンやパソコンを使用しない時間を作り、しっかりとした睡眠をとりましょう。

 

鍼灸指圧治療院あたしんち

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